銭湯が大好きな私が銭湯の良さを語る。

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体の汚れを落とすだけなら、家のお風呂でいいじゃん。なんでわざわざお金を払って銭湯に行くの?そんな疑問を持つ方。ごもっともです。まっとうな意見です。ですがそんな理論的なことじゃ解決できない銭湯の魅力があるのです。

溢れ出る湯のように、溢れ出る銭湯愛を語らせてください。火傷に注意。

今回はそんなお話です。

 なぜ私が銭湯好きになったのか

私の住んでいる県は日本でも有数の温泉大国です。一人当たりの公衆浴場数が多く、小さい頃から家でお風呂に入るという習慣があまりなく、近くにある銭湯に通っていました。地域の人はだいたい銭湯セットを持っていて、常時車に積んでる人もいるような環境です。このような環境なので自然と銭湯好きになりました。

 

ちなみにタイトルは分かりやすく「銭湯」と書いていますが、私の住んでいる地域は基本的に温泉が出ているんで、正式には「銭湯」ではなくて、温泉を利用した「公衆浴場」のことになります。

以下、分かりやすく「銭湯」表記で書きます。

 

銭湯の良さ

心の底から出る「あぁ〜」

「その日の疲れはその日のうちに」の精神で一日の締めとして仕事終わりに銭湯に行きます。

入浴料を払い、脱衣所で服を脱ぐ。浴室に行きシャワーで汗を洗い流す。この一連の銭湯の作法をこなし、湯船につかる。この湯船につかる瞬間に一番テンションが上がります。

冷えた体を湯船に沈める。体を沈めるときは無意識に息を止め、沈めきったら心の底から「あぁ〜」って声が出る。吐き出す息とともに1日頑張った疲れが溶け出していくような感覚がたまらないんです。この一瞬を楽しむために行っているような節もある。

解放感

家のお風呂だとどうしても足を延ばせなかったり、肩まで疲れなかったりとフラストレーションがたまります。そのフラストレーションを一気に解決してくれるのが銭湯です。浴槽が広いので思いっきり足を伸ばして入ることができる。足を伸ばして腕を伸ばして、首をポキポキ鳴らす。家のお風呂では味わえない「開放感」がたまらない。そしてお湯の流れるせせらぎが心地いいんです。目をつむってお湯につかると大自然の中にいるような感覚になるんでオススメです。

体が温まる

大きな浴槽には常にお湯が流れ出ていてお湯に動きがあるので、家のお風呂に比べて体の温まり方が全然違います。お風呂に入っているときに手でお湯をかき混ぜると少し熱く感じるのと一緒です。体の芯から温まり、額にじわっと汗をかく。汗をかいて体が浄化されているような感覚に。お風呂から上がった後も体の芯からポカポカしてなかなか体が冷えません。冷え性にも効果的です。

上がった後のリラックスタイム

 お風呂に入ることだけが銭湯の楽しみじゃありません。上がってからも楽しいんです。火照った体に冷たい飲み物。牛乳だったりコーヒー牛乳だったり、ポカリだったり。腰に手を当ててゴクゴクとのどを鳴らしながら飲む。そしてソファだったり座敷に座り、リラックスタイム。ものすごく贅沢な時間を過ごします。時間の流れがゆっくりに感じ、火照った体を落ち着けるようにゆっくりとする。

銭湯の魅力

ここまで、銭湯の魅力を語ってきました。なんでこんなに銭湯が好きなんだろうなって考えてみると、「日常にある非日常」が好きなのかもしれません。温泉旅館に行くような感覚。それが近くで温泉施設のような気分を味わえるのが銭湯の魅力なのかなって思います。時間の流れが速い時代だからこそ、一日頑張った自分へのご褒美に、ゆっくりとしたリラックスタイムを楽しむ。銭湯に行って心も体もリフレッシュ。

ぜひ皆さんも銭湯生活始めてみませんか?

それでは。